猫の乳歯って、見つけられたらすごくラッキーなんです！
その理由については後ほど詳しくお伝えしますね。
それに加えて、猫の乳歯がいつごろ抜け始めるのか、乳歯と永久歯の見分け方、乳歯を見つけた時の対処法など、猫の歯の生え変わりについて、わかりやすくご紹介していきます。
猫の乳歯は小さくて壊れやすいので、見つけた時の取り扱いには気をつける必要があります。でも、きちんと保存しておけば、末永く大切な思い出として残せるんですよ。
それでは早速、猫の乳歯の生え変わりについて詳しく見ていきましょう！
猫の乳歯を見つけたらラッキー？
猫の乳歯を見つけたらラッキーなの？
猫の乳歯を見つけるのは、とてもレアで幸運なことなんです。
実は、猫の乳歯は抜けると、ほとんどの場合飲み込んでしまうんですよ。だから、飼い主さんが乳歯を見つけるチャンスはとても少ないんです。
でも、もしも愛猫の乳歯を見つけることができたら、それはまさに幸運の証。猫ちゃんの成長の記念になるだけでなく、飼い主さんにとっても特別な思い出になるはず。
乳歯が抜けるのは、生後3ヶ月から6ヶ月ごろ。この時期に、ふとしたときに乳歯を見つけられたら、それはもう奇跡に近いですよね。
猫の乳歯は、幸運のお守りとして、飼い主さんと愛猫の絆を深めてくれる大切なアイテムなんです。もしも見つけることができたら、ぜひ大切にしてあげてくださいね！
抜ける時期はいつ？
猫の赤ちゃんは、生後2週間ごろから乳歯が生え始めるんです。そして、生後3ヶ月ごろになると、その乳歯が抜け始めて、永久歯に生え変わっていくんですよ。
この乳歯から永久歯への生え変わりは、早い子だと3ヶ月ごろから始まり、遅くとも7ヶ月ごろまでには完了するといわれています。
ただ、この時期は個体差があるので、あくまでも目安としてとらえておくのがいいでしょう。
乳歯が抜ける際、子猫ちゃんはおもちゃや家具などをよく噛むようになります。これは、ぐらぐらする歯を抜こうとする行動なんです。
また、歯茎から少し出血することもありますが、心配ありません。健康な子猫なら出血はすぐに治まりますから！
何本抜けるの？
猫ちゃんの乳歯は、全部で26本あるんです。上の歯が14本、下の歯が12本と、ちょっと数が違うんですよ。
この26本の乳歯が、生後3ヶ月ごろから抜け始めます。そして、その抜けた乳歯の代わりに、永久歯が生えてくるんです。
永久歯は、乳歯よりも4本多い30本。上が16本、下が14本と、こちらも数が違います。
つまり、26本の乳歯が全て抜けて、新しく30本の永久歯が生えるということになるんですね。
でも、この乳歯が抜ける過程って、飼い主さんが気づきにくいんです。さっきお伝えしたように、猫ちゃんは抜けた乳歯を飲み込んでしまうことが多いから。
だから、飼い主さんが乳歯を見つけるのは、とってもラッキーなこと。猫ちゃんの成長の証を、目に見える形で手に入れられるなんて、なんだかワクワクしちゃいますよね！
もしも26本の乳歯を全部見つけられたら、それはもう奇跡に近いかも。そんな奇跡の乳歯は、猫ちゃんとの思い出とともに、大切に保存したいですよね。
生え変わりの順番
猫の赤ちゃんは、生後2週間ごろから乳歯が生え始めます。最初に生えてくるのは前歯の切歯なんです。上下の歯茎から、小さな白い歯が顔を出してくる姿は、なんともキュートですよね！
切歯に続いて、犬歯が生えてきます。鋭くとがった犬歯は、まるで小さなヴァンパイアのよう。でも、この時期はまだ母乳で育つ時期なので、獲物を狩るためではないんですよ。
そして最後に、奥歯の前臼歯が生えそろいます。これで、乳歯は全部で26本。上が14本、下が12本という、ちょっと不思議な本数なんです。
先ほどもお伝えしたように、乳歯が生えそろったら次は永久歯への生え変わりの準備。生後3ヶ月ごろから、乳歯が抜け始めます。抜ける順番は、生えた順番と同じ。切歯、犬歯、前臼歯の順に抜けていくんです。
そして、抜けた乳歯のあとには、もう永久歯が待機していて、すぐに生え始めます。永久歯は、乳歯にはなかった奥歯の後臼歯も加わって、全部で30本。ちゃんと左右対称に並ぶんですよ。
この乳歯から永久歯への生え変わりのプロセスは、早いコなら生後3ヶ月から、遅いコでも7ヶ月ごろまでには完了します。
まるで、歯の生え変わりのリレーですね。バトンタッチをするように、乳歯から永久歯へと成長していく姿は、愛らしくもあり、生命の神秘を感じずにはいられません。
乳歯と永久歯の見分け方
猫の乳歯と永久歯、一見するとよく似ていますが、実はいくつかポイントを押さえれば見分けることができるんです。
まず、歯の本数に注目してみましょう。
おさらいになりますが、猫の乳歯は全部で26本、永久歯は30本あります。乳歯の時期には、後ろの方の奥歯である「後臼歯」がまだ生えていないんですね。
次に、歯の大きさと色を見てみると、乳歯は永久歯に比べて小さめで、色も白くて少し透明感があります。一方、永久歯は大きくてしっかりとした白色をしているんです。
そして、歯と歯の間の隙間にも違いが。乳歯の間隔は狭めですが、永久歯になると歯と歯の間が少し開いて、しっかりと並んでいるのが特徴です。
こんな風に、歯の数、大きさ、色、間隔などを見比べてみると、愛猫の歯が乳歯なのか永久歯なのかが分かってきますよ！
ただし、乳歯から永久歯への生え変わりの途中だと、乳歯と永久歯が混在している時期もあるので、そこは注意が必要ですね。
もし、生え変わりが完了する7ヶ月齢を過ぎても、まだ乳歯が残っているようなら、「残存乳歯」の可能性があります。放っておくと将来的に歯並びや噛み合わせに影響が出ることもあるので、早めに獣医さんに相談するのがおすすめです。
抜けない場合は要注意
猫の乳歯は、通常生後3ヶ月から6ヶ月の間に抜け落ちて、永久歯に生え変わっていきます。しかし、まれに乳歯が抜けずにそのまま残ってしまう「残存乳歯」の症状が起こることがあるんです。
残存乳歯を放置すると、大きな問題につながる可能性があります。
まず、乳歯と永久歯が一緒に生えていると、歯と歯の間に食べカスなどが詰まりやすくなります。そうなると、歯肉炎や歯周病の原因になってしまうんですね。
また、乳歯と永久歯が並んでいると、上下の歯がうまく噛み合わなくなり、「咬合異常」を引き起こします。咬合異常が続くと、ご飯をきちんと食べられなくなる可能性も。
さらに、乳歯が残っていると、永久歯の生え方を妨げてしまうリスクもあります。永久歯が斜めに生えてきたり、歯並びが悪くなったりするのです。
このように、残存乳歯は様々な問題の原因になるため、早めに獣医さんに相談して、適切な処置をしてもらうことが大切です。
残存乳歯の処置は、麻酔をかけて乳歯を抜歯する方法がとられます。抜歯すれば、永久歯が正常に生え変わり、歯並びや咬合も整うはずです。
生後7ヶ月を過ぎても、まだ乳歯が残っているようでしたら、獣医さんに相談してみましょう。早期発見、早期対応が何より大切ですよ！
猫の乳歯をラッキーが宿るお守りとして保存する
乳歯の保存方法
猫の乳歯は、愛猫との大切な思い出の品です。ラッキーにも見つけられたら、きちんと保存しておきたいものですね！
ここでは、猫の乳歯を大切に保存するおすすめの方法をご紹介します！
乾燥させる
抜けた乳歯は水分を含んでいるので、まずは乾燥させることが大切です。室温で1週間ほど乾かすか、キッチンペーパーなどの上に置いて自然乾燥させましょう。
消毒する
乾燥後は、次亜塩素酸ナトリウム溶液などの消毒液に10分ほど浸けて消毒します。これで菌が付着するのを防げます。
乾燥剤と一緒に保存する
消毒が終わったら、乾燥剤と一緒にジップロックなどの密閉容器に入れて保存しましょう。乾燥剤があれば湿気から守れます。
記録を残す
抜けた日付や愛猫の年齢、エピソードなどを書き留めておくと、より思い出深い品になります。
アクセサリーにする
乳歯をペンダントトップにするなど、アクセサリーにするのも良い保存方法です。身に付けられて愛猫を身近に感じられますよ。
このように適切に処理し、大切に保管すれば、猫の乳歯はきれいな状態で永く保存できます。愛猫の成長の証である乳歯は、飼い主さんにとって宝物のようなものですからね！
専用ケースで大切に保管
愛猫の乳歯を見つけられた飼い主さんは、本当にラッキー。
そんな大切な思い出の品は、ぜひ専用のケースに入れて保管するのがおすすめです。
市販の「猫用乳歯ケース」は、乳歯の保存に最適な設計になっています。
透明なプラスチックやガラス製で、中が見えるようになっているんです。乳歯の小さな姿を、いつでも眺めることができるんですよ。
ケースの中には乾燥剤が入っていて、湿気から乳歯を守ってくれます。
湿気が原因で変色したり、カビが生えたりしないので、長年きれいな状態を保つことができるんですね。
また、ケースにはラベルが付いていて、そこに乳歯を見つけた日付や、愛猫の名前、エピソードなどを書き込めます。大切な記念日と一緒に、思い出の詰まった乳歯を永久に保存できるんです。
このケースなら、乳歯を安全に保管できるだけでなく、飾っておくこともできます。リビングの棚に置いて、いつでも愛猫の成長を感じられますよ。
乳歯は小さくて壊れやすいものです。でも専用のケースさえあれば、きちんと大切に保管することができるんですね。
愛猫との思い出の品を末永く守り続けられる、そんな素敵なアイテムなのですゾ！
乳歯をアクセサリーにする方法
せっかく見つけた愛猫の乳歯なのですから、アクセサリーにしてずっと身に付けておくのも素敵なアイデアです。
猫の乳歯をアクセサリーに加工する方法は、実はとてもシンプル。乾燥させて消毒した後の乳歯を、ペンダントトップやチャームに加工するだけなんです。
具体的な作り方を、手順を追ってご紹介しますね。
１）乳歯を完全に乾燥させる
２）次亜塩素酸ナトリウム溶液に10分ほど浸けて消毒する（ココまでさっきと一緒）
３）ペンダントトップ用の金具を用意する
４）乳歯の根元に接着剤を塗り、金具の中央に乗せる
５）24時間ほど乾かして固める
６）チェーンやひもを通して完成！
このように、ごくシンプルな工程で愛猫の乳歯をペンダントトップに加工できます。
ペンダントトップ以外にも、指輪の上に乳歯を乗せてリングにするアイデアや、ピアスのパーツとして使うアイデアなど、アクセサリーへの加工方法はいろいろあります。
手作りで作るのが難しい場合は、ペット用アクセサリー専門店に依頼するのも一つの方法ですね。
愛猫の一部だった大切な乳歯を、このようにアクセサリーにすれば、いつでも身近に感じられます。成長の証である乳歯を身に付けることで、愛猫への愛着もより一層深まるはずです。
ラッキーにも手に入れた乳歯を、このようにアクセサリーとして身に付ければ、愛猫との絆の証しとして末永く大切にできますね！
「猫の乳歯を見つけたらラッキーと言われるのは？」のまとめ
それでは最後に、この記事をまとめます！
