PR

猫のしっぽが太くなるのは何のサイン?感情を読み取るコツと注意点

ニャンコの豆知識

猫のしっぽがいつもと違って太くなっているのを見たことはありませんか?
ボワッとふくらんだしっぽを見ると、「どうしたの?」と思わず声をかけたくなりますよね。

実は、猫のしっぽが太くなるのには理由があるんです。
しっぽは猫の感情をあらわすバロメーター。よく観察することで猫ちゃんの様子がいろいろと見えてきます。

今回は、猫のしっぽが太くなる理由や、そのときの猫の気持ちについて詳しく解説します。
しっぽが教えてくれる猫の感情、ぜひチェックしてみてくださいね!

この記事でわかること
  • 猫のしっぽが太くなる理由や原因について
  • しっぽが太くなっているときの猫の感情や心理状態について
  • しっぽが太くなったときの飼い主の適切な対応について
  • 猫のしっぽの動きと感情表現の関係性について
スポンサーリンク

猫のしっぽが太くなるのはなぜ?その理由とは

  • 猫がしっぽを太くするのはなぜ?
  • 嬉しい時にもしっぽが太くなる猫がいる?
  • 病気が原因でしっぽが太くなることも
  • 成長に伴ってしっぽが太くなるケースも

猫がしっぽを太くするのはなぜ?

猫のしっぽが突然ボワッと太くなることってありますよね。まるでタヌキみたいにふわふわに膨らんで、いつもと全然違う感じ!

実は猫ちゃんがしっぽを太くするのには理由があるんです。

主に以下のような場合に、しっぽが太くなります。

・怒っている時
・怖がっている時
・驚いた時
・興奮している時
・嫌なことをされそうな時

つまり、リラックスしている状態とは真逆の、感情が高ぶっている時なんですね。

例えば、知らない人が家に来た時や、大きな物音がした時、苦手な犬を見た時など、猫ちゃんがびっくりしたり警戒したりすると、しっぽが一気に膨らみます。

これは、猫ちゃんの体に備わっている「立毛筋」という筋肉が働くからなんです。
交感神経が刺激されることで立毛筋が反応し、全身の毛が逆立ってしっぽが太く見えるんですよ。

また、猫ちゃんは縄張り意識が強いので、他の猫に威嚇する時にもしっぽを膨らませます。
自分を大きく見せることで、相手を寄せ付けないようにしているんですね。

ただし、まれに遊んでいる時にテンションが上がりすぎて、しっぽが膨らむ子もいるんです。
うちの猫も、大好きなおもちゃで夢中になりすぎると、ふわっとしっぽが太くなることがありますよ。

このように、しっぽを太くする=いつもマイナスな感情とは限らないんです。

でも、基本的にはしっぽが膨らんでいる時は、猫ちゃんの機嫌があまりよくない状態だと思っておいた方が良いでしょう。

しっぽが太くなっている時は、急に触ったりせずに、猫ちゃんが落ち着くのを待ってあげてくださいね。
下手に構うと、興奮しているのでひっかかれたり噛まれたりする可能性もあるので、様子を見守るのが得策ですよ。

猫ちゃんのしっぽは、感情のバロメーター。
いつもと違う様子を見せている時は、しっぽをよく観察してみてくださいね。
きっと、猫ちゃんの気持ちがわかるはずですよ!

嬉しい時にもしっぽが太くなる猫がいる?

猫のしっぽが太くなるのは、怒っている時や怖がっている時だけだと思っていませんか?
でも実は、嬉しい時や興奮している時にもしっぽが太くなる猫ちゃんがいるんです!

さっきもチラッとお伝えしたように、大好きなおもちゃで夢中になって遊んでいる時。
しっぽがふわっと膨らんでいることがありますよね。
これは怒っているわけではなく、おもちゃに興奮しているサインなんです。

また、飼い主さんが帰ってきた時に、しっぽをピンと立てながらも膨らませている猫ちゃんも。
「お帰りなさい!遊んで遊んで!」と、嬉しさのあまりしっぽが太くなっているんですよ。

ただし、どんな時でもしっぽを触るのはNGです。
しっぽは猫ちゃんにとってデリケートな場所なので、あまり触られるのを好まないんですよね。

嬉しくてしっぽが膨らんでいる時は、優しく声をかけてあげるのが良いでしょう。
触るよりも、おもちゃで一緒に遊んであげるのがおすすめです。

このように、しっぽが太くなるのは必ずしもネガティブな感情ばかりではないんです。
でも、嬉しい時のしっぽは力強く立っていることが多いので、落ち着きなくバタバタしている時とは区別できますよ。

まとめると、猫のしっぽが膨らむ=嬉しい、とは限りませんが、たまにはそういうこともあるということ。
いつもと違うしっぽの様子を見たら、どんな気持ちなのかな?と考えてみるのも面白いかもしれませんね。

病気が原因でしっぽが太くなることも

猫のしっぽが太くなる原因は、怒りや驚きだけではありません。
実は、病気が隠れている可能性もあるのです。

例えば、こんな病気が考えられます。

・肛門嚢炎
・外傷や骨折
・腫瘍
・奇形や先天性の疾患

肛門嚢炎は、肛門の近くにある分泌腺に細菌が繁殖して炎症を起こす病気です。
しっぽの付け根が腫れて痛みを伴うため、しっぽが太くなったように見えることがあります。

また、しっぽを骨折したり傷つけたりすると、痛みから炎症を起こしてしっぽが太くなることも。
ケガの後、しっぽの様子がおかしいと感じたら、獣医さんに診てもらいましょう。

腫瘍ができると、しっぽが部分的に太くなったり、しこりができたりします。
良性のものから悪性のものまでさまざまなので、しっぽに異変を感じたら早めの受診が大切です。

ごくまれに、生まれつき尾骨に奇形があったり、先天性の疾患があったりする猫もいます。
しっぽが普段から太いと感じたら、病気が隠れている可能性があるので一度検査してもらうのがおすすめです。

このように、しっぽが太くなるのは必ずしも感情が高ぶっているサインとは限りません。
もし、いつもと違うしっぽの太さが気になったら、迷わず獣医さんに相談してくださいね。

早期発見・早期治療が、愛猫の健康を守る近道ですよ!

成長に伴ってしっぽが太くなるケースも

猫のしっぽが太くなるのは、怒ったり怖がったりしている時だけじゃないんです。
実は、子猫から成猫へと成長する過程で、自然としっぽが太くなっていくこともあるんですよ。

子猫の時は細くて短かったしっぽも、生後6ヶ月くらいからどんどん長く太くなっていきます。
特に長毛種の猫ちゃんは、成長とともに毛量が増えるので、しっぽがふさふさでボリュームアップ!

うちの猫も、子猫の頃に比べると、大人になった今はしっぽが太くなりました。
体全体が大きくなったのと同じで、自然な成長過程なんですね。

でも、成長期のしっぽの太さには個体差があるんです。
同じ種類の猫でも、しっぽの毛量や骨格によって太さは少しずつ違います。

また、季節によってもしっぽの太さは変わるんですよ。
猫は冬になると毛が増えるので、寒い時期はしっぽも少し太く感じられるかもしれません。

成長に伴うしっぽの変化は、ゆっくりと時間をかけて起こるもの。
一晩でしっぽが急に太くなったら、それは怒りや恐怖のサインの可能性が高いです。

いつもと違うしっぽの様子に気づいたら、他の部分もよく観察してみてくださいね。
耳が倒れていたり、威嚇するような声を出していたら、何かに怯えているサインかもしれません。

普段からしっぽの様子をチェックしていれば、成長によるものなのか、感情の変化なのかを見分けられるようになりますよ。

子猫の時は細くて柔らかかったしっぽが、立派に成長するのを見守るのも飼い主の楽しみの一つ。
ふわふわのしっぽを見ていると、猫を飼っている幸せをかみしめられますよね!

猫のしっぽが太くなる様々な場面

  • 遊びの最中にしっぽが膨らむ猫も
  • ゴロゴロ言いながらしっぽが太くなる
  • 甘える時にしっぽが太い
  • 興奮して走り回る猫の尻尾はまるで別物!
  • しっぽが太い種類の猫たち

遊びの最中にしっぽが膨らむ

猫ちゃんと遊んでいる時にしっぽがボワッと太くなることは、遊びに夢中になりすぎて興奮しているサインというのはお話しましたね!
この章では、この点についてもうちょっと深掘りを(笑)

特に子猫の頃は好奇心旺盛でおもちゃに夢中になりやすいので、遊んでいる最中にしっぽが膨らむ姿をよく見かけます。

うちの猫も、大好きなおもちゃで遊んでいる時は、しっぽがまるでタヌキみたいにふわふわに膨らんじゃうんですよ。

でも、興奮しすぎてテンションが上がりすぎている状態なので、この時に触ろうとすると、つい噛まれたり引っかかれたりしちゃうかも。

遊んであげるのはもちろん大切ですが、あまりしつこく触らないようにするのがポイントです。

もし、しっぽが膨らんだ状態で猫ちゃんが飛びついてきたら、おもちゃで気を引いてあげるのが良いでしょう。
直接手で触ると、予想外の攻撃をされてケガをするかもしれないので気を付けてくださいね!

興奮冷めやらぬ状態の時は、少し距離を置いて見守ってあげるのが賢明ですよ(笑)
遊び疲れてしっぽが元に戻ったら、たくさん褒めて撫でてあげましょう。

このように、遊んでいる最中のしっぽは、怒りとは違う「ワクワク」「ドキドキ」した気持ちが詰まっているんですね。
猫ちゃんのテンションに合わせて、一緒に楽しく遊んであげてくださいね!

ゴロゴロ言いながらしっぽが太くなる

猫ちゃんがゴロゴロ言いながらしっぽを太くしている姿、とってもかわいいですよね!
でも、これって一体どんな気持ちの表れなのでしょうか?

実は、ゴロゴロ言いながらしっぽが太くなるのは、リラックスしている証拠なんです。

猫ちゃんは気持ちが良いときや安心しているときに、のどを振動させてゴロゴロと音を出します。
まるでエンジンがかかったみたいな、あの心地よい音は飼い主さんにとっても癒やしですよね(笑)

そんなリラックスモードの猫ちゃんのしっぽは、ふわっと丸くなることがあるんです。
ゴロゴロ言いながらまったりしているときは、しっぽの力も抜けてふんわりしているんですね。

でも、しっぽが完全に膨らんでいるわけではありません。
怒ったり驚いたりしたときのように、しっぽ全体がボワッと太くなるのとは違うんです。

リラックスしているときのしっぽは、程よく丸みを帯びている感じ。
先端はとんがったままで、根元の方がふっくらしているんですよ。

例えるなら、少しふわっとしたブラシみたいな感じでしょうか。

この状態のときは、猫ちゃんは心からリラックスしているので、ゆっくり撫でてあげるのもおすすめです。
ただし、しっぽは敏感な場所なので、これまで同様あまりしつこく触らないようにしてくださいね。

ゴロゴロ言いながらしっぽを太くする猫ちゃんは、飼い主さんに「今とっても気持ちいいの」とアピールしているのかもしれませんね。
そんなしあわせオーラ全開の姿を見られるなんて、猫を飼っている醍醐味だと思います!

甘える時にしっぽが太い

猫のしっぽが太くなるのは、怒っている時や怖がっている時だけじゃないんですよ。
実は、飼い主さんに甘えている時にもしっぽが太くなる猫ちゃんがいるんです!

うちの猫も、ご飯をおねだりする時や、撫でて欲しい時に、しっぽをふわっと膨らませることがあります。
やっぱりこの場合でも、タヌキのようにボリュームアップしたしっぽを振りながら、飼い主さんの周りをウロウロ。

「早くご飯をちょうだい!」
「撫でて撫でて~!」
と、しっぽで甘えているみたいなんです。

この甘えしっぽは、怒っている時のようにピンと立っているわけではなく、リラックスした状態で少し丸みを帯びているのが特徴。
「ゴロゴロ」の時と同じく、先端はとんがったままで、根元の方がふっくらしているんですよ。

甘える時のしっぽは、猫ちゃんなりのコミュニケーションの一つなんですね。
「今、飼い主さんに何かして欲しいの!」
というサインだと思って、優しく接してあげてください。

甘えている時は、しっぽだけでなく、体全体でゴロゴロ言ったり、飼い主さんの足に頭をすりすりしたりもします。
そんな時は、思いっきり甘えさせてあげるのが飼い主さんの役目ですよ(笑)

いつもと違うしっぽの様子を見たら、「どうしたの?」と優しく聞いてあげてくださいね。
きっと、猫ちゃんなりの甘え方で応えてくれるはずですよ。

興奮して走り回る猫の尻尾はまるで別物!

猫ちゃんが興奮して部屋中を走り回っているとき、しっぽの様子を見たことありますか?
いつもとはまるで違う、別の生き物のようにボワッと太くなっているんです!

うちの猫も、大好きなおもちゃで夢中になって遊んでいる時は、タヌキではなく、まるでライオンのようにしっぽがふさふさに膨らんじゃうんですよ。

興奮して走り回っている時のしっぽは、怒っている時や怖がっている時とは違って、力強くピンと立っているのが特徴です。
まるで旗を振っているみたいに、しっぽを高く上げて左右に振りながら、部屋中を駆け回ります。

これは、
「今、すごくテンション上がってるんだぞ!」
と飼い主さんにアピールしているんですね(たぶん…)

でも、興奮しすぎて我を忘れている状態なので、この時に急に触ったり抱っこしようとすると、思わず噛まれたり引っかかれたりしちゃうかも。

あまりにも猛スピードで走り回っていたら、ぶつかって怪我をしないか心配になりますよね。
そんな時は、そっと見守るか、優しく名前を呼んであげるのがおすすめです。

興奮冷めやらぬ状態のまま走り回っていたら、おもちゃで気を引いてあげるのも良いでしょう。
狭い場所で暴れていたら、広い場所に誘導するのも安全対策になります。

しばらくすると、さすがに疲れて一休み。
ハァハァ言いながらも、しっぽはまだ少し膨らんだ状態というのが、なんともかわいいんです。

こうして興奮が落ち着いてきたら、そっと近づいてゆっくり撫でてあげてくださいね。
「よく走ったね~」
と褒めてあげると、嬉しそうにゴロゴロ言うこと間違いなしですよ(笑)

普段とは違う、興奮して走り回る猫ちゃんのしっぽ。
その迫力に圧倒されつつも、一生懸命遊ぶ姿を見守ってあげたいですね。
飼い主さんが一緒に走り回ったら、もっと楽しく遊べるかもしれませんよ!
(さすがにそれは無いか…笑)

しっぽが太い種類の猫たち

猫のしっぽといえば、細長くてしなやかなイメージがありますよね。
でも実は、元からしっぽが太めの猫ちゃんもいるんです!

そんなふさふさのしっぽを持つ猫種をいくつかご紹介しますね。

ペルシャ

ペルシャ猫は、全身がふわふわの長毛に覆われている猫種。
しっぽも例外ではなく、まるでタワシのようにボリューミーなんです!
ペルシャ猫のしっぽは、体に比べて短めなのも特徴的ですよ。

ラグドール

ラグドールも長毛種の猫ちゃん。
大きな体に負けないくらい、しっぽもどっしりとした太さなんです。
しっぽの毛は長くてサラサラしているので、思わず触れたくなっちゃいます。

メインクーン

メインクーンは、「森の妖精」と呼ばれるほど美しい長毛種。
全身の毛に比べると、しっぽの毛はやや短めですが、それでもかなりのボリュームがあります。
太くて長いしっぽは、まるでキツネのようにも見えますよ。

ノルウェージャンフォレストキャット

ノルウェージャンフォレストキャットは、寒い地域で暮らすために進化した自然種だそう。
厚くて豊かな被毛は、しっぽにも及んでいます。
ふさふさのしっぽを見ていると、自然の力強さを感じずにはいられません。

チンチラ

チンチラは、ペルシャ猫の一種で、銀色の美しい毛並みが特徴的。
全身の毛と同じように、しっぽの毛も長くて密度が高いんです。
まるでシルバーフォックスのしっぽのようで、とっても優雅ですよ。

ヒマラヤン

ヒマラヤンもペルシャ猫の一種で、ポイントカラーが特徴的な猫種です。
全身の毛は長くてふわふわですが、しっぽも負けていません。
ポイントカラーのしっぽは、まるでアートのようにも見えて素敵ですよ。

いかがでしたか?
元からしっぽが太い猫種は、長毛種が多いですね。

フワフワのしっぽを見ていると、つい触れたくなっちゃいますが、しっぽは猫ちゃんにとってデリケートな場所。
これまで再三にわたって(笑)お伝えしたように、あまりしつこく触るのはNGですよ!

優しく撫でる程度にして、ふさふさしっぽの魅力を目で楽しむのがおすすめです。

猫種によって、しっぽの太さも毛質も違うので、いろいろな猫ちゃんのしっぽを見比べてみるのも面白いかもしれませんね!

「猫のしっぽが太くなる」のまとめ

それでは最後に、この記事の内容をまとめます!

  • 猫のしっぽが太くなるのは、主に怒りや恐怖、驚きなどの感情が高ぶっている時である
  • 猫が興奮すると、交感神経が刺激されて立毛筋が反応し、しっぽが太くなる
  • 大きな物音や衝撃に驚いた時も、反射的にしっぽが太くなってしまう
  • 掃除機など嫌いなものを見ただけで、しっぽが膨らむ猫もいる
  • ストレスが溜まっていると、ちょっとしたことでもしっぽが太くなりやすい
  • 遊んでいる時に興奮しすぎても、しっぽが太くなることがある
  • 病院やシャンプーなど嫌なことへの拒絶の気持ちで、しっぽが太くなる場合もある
  • まれに、喜びや嬉しい気持ちでしっぽが太くなる猫もいる
  • しっぽが太くなっている時は、猫の機嫌が良くないことが多いので注意が必要である
  • 怒ったり恐れたりしている時は、そっと様子を見守るのが得策である
  • 興奮しすぎて太くなったしっぽを触ると、噛まれたり引っかかれたりする恐れがある
  • 猫のしっぽは感情のバロメーターなので、普段から動きをよく観察することが大切である
タイトルとURLをコピーしました