こんにちは！
今日は、猫ちゃんの耳が冷たいと心配されているかたに向けて、猫ちゃんの耳の温度についてお話しようと思います。
猫ちゃんの体温は健康のバロメーターとも言える大切なもの。耳が冷たいときって何かの病気の兆候なのかな？と心配になりますよね。そんな疑問にお答えするために、猫ちゃんの耳の温度について、さまざまな角度からお伝えしていきますね。
この記事を通して、一緒に猫ちゃんの健康について学んでいきましょう！
猫の耳が冷たいと感じる理由
耳先が冷たいのはなぜ？
猫ちゃんの耳先が冷たく感じるのには、実はいくつかの理由があるんですよ。まず、猫ちゃんの耳は体温を調節するために血流が少ない部位なんです。だから、他の部分と比べると耳先は冷たく感じやすいんですね。特に、寒い日には猫ちゃんの耳がひんやりしていることに気づくかもしれません。
また、猫ちゃんがゆっくりリラックスしているときや、ぐっすり眠っているときにも、耳が冷たくなることがあるんです。これは、リラックスしているときには体全体の血流がゆっくりになって、体温が少し下がるからなんですよ。
猫ちゃんの耳が冷たいからといって、そんなに心配する必要はありません。元気に遊んでいたり、ご飯をしっかり食べていたりするなら、大きな心配はいらないと思います。
でも、もし耳が冷たいことに加えて、猫ちゃんが元気がなかったり、食欲がなかったりする場合は、一度獣医さんに相談してみると安心かもしれませんね。
体がいつもより冷たいのは病気？
お耳に限ったことではありませんが、猫ちゃんがいつもよりひんやりしているときはちょっと心配になりますよね。特に、耳だけじゃなくて全身が冷たいときは、猫ちゃんが体調を崩している可能性があるんです。そんなときは、猫ちゃんが低体温症になっているかもしれません。
特に注意が必要なのは、まだ小さい子猫ちゃんや、少し年配の猫ちゃんです。低体温症って、体温が普段よりもずっと低くなっちゃう状態のことを言うんですけど、放っておくととっても危険なんです。
低体温症になると、猫ちゃんはこんな感じの症状が出ることがあります。
寒い季節に、部屋の暖房が十分じゃないところで猫ちゃんを飼っている場合にも、低体温になることがあるので要注意です。もし猫ちゃんがこんな様子を見せたら、すぐに獣医さんに診てもらいましょう。
体温と比例する？
猫ちゃんの耳の温度って、実は猫ちゃんの体温と密接に関係しているんです。猫ちゃんの体温が高めのときは、耳もポカポカと温かくなります。逆に、体温が下がると耳も冷たく感じることがあるんですよ。
例えば、猫ちゃんが夏の暑い日に日向ぼっこをしているときや、元気いっぱいに遊んだ後は、体温が上がって耳も温かくなります。一方で、冬の寒い日や猫ちゃんがゆっくり休んでいるときは、体温が下がって耳も冷たくなることがあります。
冬に多い？
そうなんです。
先ほどもお話したように、冬になると猫ちゃんの耳は冷たくなりやすいんですね。
その対策としては、やっぱり部屋を暖かく保つことが大切です。
暖房つかって十分にお部屋を暖めたり、猫ちゃんが好きな場所にブランケットを置いたりすると、猫ちゃんもぽかぽかして過ごしやすくなりますよ。
また、猫ちゃん用のヒーターやホットカーペットもあるので、そういったグッズを使うのもおすすめです。ただし、猫ちゃんがやけどをしないように、温度設定や使用時間には気をつけてください。
でも、耳が冷たいからといって、いつも猫ちゃんを暖かい場所にだけ置いておくのはNG。猫ちゃんには体温調節のために、暖かい場所と涼しい場所を行き来できるようにしてあげてくださいね。
冬は寒さで猫ちゃんの耳が冷たくなりやすいけど、ちょっとした工夫で快適に過ごせます。猫ちゃんが寒そうにしていたら、先ほどご紹介した方法を試してみてくださいね！
貧血が原因？
猫ちゃんの耳が冷たく感じると、もしかして貧血じゃないかって心配になることがあるかもしれません。貧血っていうのは、血液の中に赤血球やヘモグロビンというものが普段より少なくなっちゃう状態のことを言うんです。赤血球やヘモグロビンは体の中に酸素を運んでくれる大切な役割をしているので、これが少なくなると体にいろいろな影響が出てきちゃいます。
猫ちゃんが貧血になると、耳だけじゃなくて肉球や口の中も色が薄くなったりすることがあるんですよ。だから、もし猫ちゃんがいつもと違って元気がなかったり、ご飯をあまり食べなくなったりしているときは、貧血の可能性も考えられるので、獣医さんに相談してみるといいかもしれません。
でも、耳が冷たいだけで他に変わった様子がない場合は、貧血とは関係ないことも。
猫ちゃんがいつも通り元気に遊んでいたり、ご飯をしっかり食べているなら、あまり心配しなくても大丈夫ですよ。
猫の耳が冷たい以外の症状
逆に暖かいのはなぜ？
猫ちゃんのお耳が冷たいのとは反対に、暖かくなっている場合についてお話していきましょう。
猫ちゃんの耳がぽかぽかと暖かいのには、いろいろな理由があるんです。
体温のところでも少しお話したんですけれど、猫ちゃんが元気に遊んだり、夏の暑い日に日向ぼっこをしたりすると、体全体の温度が上がって耳も暖かくなります。このときの耳の暖かさは、猫ちゃんが活発に動いている証拠ですね。
それから、猫ちゃんがリラックスしているときや、眠気を感じているときにも、耳が暖かくなることがあります。リラックスすると体の血流が良くなって体温が少し上がるので、耳も温かく感じるんです。
でも、もし猫ちゃんの耳がいつもよりも熱いと感じる場合はちょっと注意が必要かもしれません。耳が熱すぎると猫ちゃんが発熱している可能性があるんです。発熱は体調不良のサインの一つなので、他にも食欲がない、元気がないといった変化が見られる場合は、早めに獣医さんに相談すると安心です。
肉球が冷たいのはなぜ？
今度はお耳ではなくて、肉球が冷たいときのお話です。
猫ちゃんの肉球が冷たく感じるのには、いくつかの理由があるんです。まず、肉球は猫ちゃんの体温調節にとって重要な役割を果たしています。肉球から熱を逃がすことで、体温を下げたり、反対に熱を吸収して体を温めたりすることができるんですよ。だから、寒い場所にいるときや冬の寒い季節には、肉球が冷たく感じることが多いんです。
さらに、肉球が冷たいのは、猫ちゃんがリラックスしている証拠でもあります。リラックスしているときは、血流がゆっくりになって体温が下がるので、肉球も冷たくなることがあります。
腎不全の可能性がある？
今度はお耳だけではなく、体全体の体温が低く感じるときのお話です。
猫ちゃんの体温がいつもよりずっと低く感じるとき、もしかすると腎不全のサインかもしれません。
腎不全は、猫ちゃんの腎臓が正常に機能しなくなる病気です。腎臓は体の中の老廃物をフィルタリングして尿として排出する重要な役割を持っています。腎臓の機能が低下すると、体内に老廃物が溜まってしまい、さまざまな健康問題を引き起こすことがあります。
腎不全の症状としては、体温の低下の他にも、食欲不振、嘔吐、下痢などが挙げられます。特に、猫ちゃんがいつもと違って元気がない、ご飯をあまり食べない、お水をたくさん飲むといった変化が見られたら、腎不全の可能性を考える必要があります。
腎不全は早期発見と早期治療がとても大切です。もし猫ちゃんの体温が低いと感じたり、他の体調不良の兆候が見られたりしたら、迷わず獣医さんに相談しましょう。
触るとビクッとするのはなぜ？
話はちょっと反れますが、猫ちゃんのお耳といえば、触ったときにビクッとすることがありますよね。これは、猫ちゃんが驚いたり、不快だったりするときの反応です。猫ちゃんの耳はとっても敏感で、たくさんの神経が集まっています。だから、急に触られると驚いてしまうことがあるんですね。
もし猫ちゃんが耳を触られるのを嫌がっている様子なら、ゆっくりと優しく触ってあげるようにしましょう（けっきょく触るんかいっ 笑）
また、猫ちゃんがリラックスしているときに少しずつ耳に触れる練習をすると、徐々に慣れてくれるかもしれません。
でもどうしても嫌がる場合は、無理に触らないようにしてくださいね。ここはやっぱり猫ちゃんの気持ちを大切にしてあげましょう。
猫用の耳式体温計おすすめ3選
お耳の温度のお話ということで、最後に猫ちゃん用の耳式体温計をご紹介いたします。
猫ちゃんの健康管理には、体温のチェックがとっても大切です。特に耳式体温計は、猫ちゃんが嫌がることなく簡単に体温を測ることができるのでおすすめですよ。今回は、猫用の耳式体温計でおすすめの商品を３機種ご紹介します。
Pet-Temp ペット用電子耳体温計
この体温計は、わずか1秒で正確な体温を測定できます。専用の使い捨てカバーが付いているので、衛生的に使い続けることができます。また、カバーを交換することで、猫ちゃんの耳を傷つける心配もありません。コンパクトなデザインで持ち運びも便利なので、外出時や旅行先でも活躍します。
iSnow-Med ペットの体温計
非接触型であるため、猫ちゃんの耳に触れることなく測定が可能です。猫ちゃんが怖がりやすい方や、耳に触れるのを嫌がる子にもストレスフリーで使用できます。さらに、測定結果は3色のバックライトで表示され、体温の状態を一目で確認できます。メモリー機能も搭載されており、過去の測定値を参照することができます。
ドリテック 耳式体温計 TO-200
ドリテックの耳式体温計は、約1秒で簡単に猫ちゃんの体温を測定できるのが特徴です。操作も簡単で、ボタンを押すだけで測定がスタートし、すぐに結果が表示されます。また、耳だけでなく、額での測定も可能なので、猫ちゃんが耳を触られるのを嫌がる場合でも安心して使えます。測定結果は大きなLCD画面に表示され、読み取りやすいです。さらに、自動電源オフ機能も搭載されているので、使い忘れても安心です。
今回ご紹介したこれらの耳式体温計は、使いやすさと便利さを兼ね備えているので、猫用の体温計を探している方にはぜひおすすめしたい商品です。猫ちゃんの体調管理にぜひ活用してみてくださいね！
